作り方

炊飯器で熟成黒ニンニクの作り方!簡単に美味しく自作(手作り)する温度・臭い対策・乾燥の方法は?

黒ニンニクは炊飯器を使えば、自宅でも簡単に作ることができます。

僕はこれまで美味しい黒ニンニクを作るために、研究を重ねてきました。
初心者だったころは失敗もしています。

これまでの経験を踏まえ、家庭でも簡単に美味しく黒ニンニクを作るコツをまとめました。
ポイントを抑えれば、誰でも簡単に作ることができます。

自宅で黒ニンニクを炊飯器(電気保温ジャー)で作るポイント

黒ニンニクは、炊飯器の保温機能を使って作ります。
保温期間は10〜20日くらいで、炊飯器の性能やニンニクの大きさによって変わります。

黒ニンニクを自宅で美味しく作るポイントは、「ニンニク選び」と「熟成期間の調整」です。

この2つが黒ニンニクの味に大きく影響します。

炊飯器で黒ニンニクを作る手順

黒ニンニクを作る流れは以下のとおり。

①ニンニクを選ぶ
②ニンニクを炊飯器に入れる
③10〜20日ほど保温する(熟成)
④黒ニンニクを乾燥させる

レシピの詳細はクックパッドにもまとめています。

①ニンニクを選ぶ

美味しい黒ニンニクを作るためには、素材のニンニク選びが大切です。
スーパーなどで購入するときは、身に張りがあり、ニンニクの底が綺麗なものがオススメです。

ちなみに、国産でも外国産でも、ニンニクの基本的な栄養素は変わりません。

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②ニンニクを炊飯器に入れる

炊飯器の下にボロ布(タオル)を敷きます。
熟成しているときに、ニンニクから水分が出てきて蒸れるのを防ぐためです。

水分が多いと、出来上がったときに黒ニンニクがべちゃっとする原因になります。

タオルの他にも、竹製のカゴや金網、アルミホイルを炊飯ジャーの底に敷いて、ニンニクの風通しをよくしても良いでしょう。

③10〜20日ほど保温する(熟成)

炊飯器は半日、1日ごとに保温機能がストップします。
そのため、定期的に保温ボタンを押しなおしてください。

黒ニンニクの熟成期間を調整するポイント

熟成期間は炊飯器の性能や、ニンニクの大きさによります。
まずは14日くらいの熟成期間をみて調整していくのがオススメです。

熟成が長くなると、色が黒くなり、酸味が増します。
熟成が短いと、色が薄くなり、甘みが強くなります。

好みに合わせて調整していってください。

炊飯器の保温温度は60〜70度

炊飯器が最も人気なのは、炊飯器の保温温度が黒ニンニクの熟成に適しているからです。
保温温度は通常60〜70℃で、機械をいじって温度を調整する必要はありません。

④黒ニンニクを乾燥させる

熟成が完了したら、最低でも1日は黒ニンニクを乾燥させましょう。
出来立てよりも味が落ち着いて美味しくなります。

乾燥する際は、ザルやキッチンペーパーに載せるのがオススメです。
黒ニンニクの底部分まで乾燥しやすくなります。

黒ニンニクを乾燥させるのは天日干しでも日陰干しでもOK

日なたでも、日陰でも干し方によって味はあまり変わりません。
ただし、ニンニクの水分が多いと、べちゃっとなり、中の汁が染み出ることがあります。

その場合は、天日でしっかり乾かすのがいいでしょう。

黒ニンニクのよくある失敗と対処法

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よくある原因と改善方法をまとめています。

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炊飯器の電気代は1回200円くらい

5〜8合炊きの炊飯器の保温を使うと、1時間あたり0.4円ほどの電気代がかかります。

1日24時間で、9.6円。
20日熟成させても、192円です。

炊飯器の保温機能は、そこまで電気代はかかりません。

熟成初日の臭いはキツイのでマンションなど近所迷惑になるかも

黒ニンニクを自作するときに、最も注意をしなければいけないのは臭い対策についてです。
熟成を始めて1〜2日目は、ニンニクを蒸した強い臭いが発生します。

必ず部屋の外でやるようにしてください。
マンションのベランダで熟成させたとしても、部屋の中にいると臭いを感じるレベルです。

臭い対策としては、

・ニンニクを酢につけて干してから熟成させる
・炊飯器に覆いをつける

という方法があります。
ただし、いずれにせよ臭いをゼロにすることはできません。

なので、自宅で黒ニンニクを作る際は、近所の住人の方には事前にひと言いっておいたほうがいいかもしれません。

炊飯器以外の作り方なら「黒ニンニクメーカー」一択

ネット上には、炊飯器以外にも黒ニンニクを作る方法が紹介されています。

・圧力鍋
・ヨーグルトメーカー
・オーブントースター
・電子レンジ
・ホームベーカリー
・黒ニンニクメーカー

しかし、ほとんどのやり方は、炊飯器以上に手間がかかり、必ずしも黒ニンニクが作れる保証はありません。
黒ニンニク”もどき”を黒ニンニクとして紹介しているものもあります。

炊飯器以外なら、家庭で黒ニンニクを専用に作る機械「黒ニンニクメーカー」を使いましょう。
炊飯器のように何度も保温を押し直す手間がないので、より簡単に黒ニンニクを作ることができます。

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黒ニンニクを自作するメリット

黒ニンニクを自分で作るメリットは、自分の好みに合わせて味や食感を調整できることです。
家族で大量に黒ニンニクを食べる人は、費用を抑えることもできるでしょう。

黒ニンニクを自作するデメリット

一方で黒ニンニクを作るのを負担に感じる人もいるでしょう。

・材料や機材を揃えるのが面倒
・出来上がりまで2週間以上もかかる
・作るときの臭いが気になる
・炊飯器に臭いがこびりつく
・作った黒ニンニクの保存場所に困る

黒ニンニクを作ること自体は難しくはありません。
しかし、作る手間を考えたら、買った方が便利ということもあります。

一人暮らしで黒ニンニクを大量に作っても食べきれません。
黒ニンニクを作った炊飯器に臭いがこびりつくので、炊飯器を新しく買い換える必要もあるでしょう。

手軽に黒ニンニクを続けるなら購入がオススメ

黒ニンニクを手作りすることで、安くたくさんの黒ニンニクを手に入れることができます。
しかし、黒ニンニク作り以外にも、毎日やるべきことは多いです。

黒ニンニクを作る時間を、もっと他の有意義な時間に回せるかもしれません。

手軽に黒ニンニクで健康的な生活を送りたいなら、信頼できるところで買うのも大切です。

Daily Garlicの黒ニンニクは、素材選びから製造までを自社で行うオリジナル商品です。
タイの日系百貨店に卸すなど、高い品質も評価いただいています。

日本にもお届けしていますので、興味がありましたら気軽にお問い合わせください。

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